ジプシー差別の歴史と構造 : パーリア・シンドローム

書誌事項

ジプシー差別の歴史と構造 : パーリア・シンドローム

イアン・ハンコック著 ; 水谷驍訳

彩流社, 2005.1

タイトル別名

The pariah syndrome : an account of gypsy slavery and persecution

ジプシー差別の歴史と構造 : パーリアシンドローム

タイトル読み

ジプシー サベツ ノ レキシ ト コウゾウ : パーリア シンドローム

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注記

参照文献一覧: p312-332

内容説明・目次

内容説明

「パーリア・シンドローム」とは日本では耳慣れない言葉かもしれない。パーリアとは、どこにも所属できない状態をさす。シンドロームとは、その原因の多様性を意味する。よそ者としてのこの状態こそが、主流社会とは異質の行動の連鎖にジプシーを縛りつけてきた。それは、数世紀にわたる抑圧の結果であると同時に、この抑圧を永続化させてきた原因でもある。どこかでこの悪循環を断ち切らなければならない。「放浪の民」というジプシー像を否定・転換するロマニ/ロマ自身による“知られざる民族”の歴史。

目次

  • 第1部 パーリア・シンドローム—ジプシー差別の歴史(インドを出て;ヨーロッパとの出会い;ルーマニアのジプシー奴隷制;奴隷制廃止へ向けて ほか)
  • 第2部 ジプシー差別の構造(ジプシー差別の起源;ヨーロッパにおけるジプシー差別の帰結;義務と美、所有と真実—語彙の貧困という神話;アイデンティティ維持の戦い)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA70498985
  • ISBN
    • 4882029715
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    332p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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