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義経伝説と日本人

森村宗冬著

(平凡社新書, 259)

平凡社, 2005.2

タイトル読み

ヨシツネ デンセツ ト ニホンジン

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注記

主な参考文献: p205-207

義経生存説運動年表: p208-211

内容説明・目次

内容説明

義経は衣川で死ななかったのか?本当に北海道へ渡ったのか?江戸時代に起こり、近代まで連綿と続いた義経生存説。敗者の弁として成立した「判官びいき」の起源を探り、江戸時代の偽書と学者たちの甲論乙駁を辿り、近代の義経=成吉思汗説を検証する。北海道渡海説や、義経=成吉思汗説を支えた、日本人の歴史的な心理構造とは何であったか。

目次

  • 序章 義経生存説三〇〇年の「運動」
  • 第1章 義経は自滅した
  • 第2章 判官びいきと敗者の群れ
  • 第3章 義経生存説運動の開始
  • 第4章 義経生存説運動VS学問の攻防戦
  • 第5章 利用される義経生存説運動
  • 第6章 不幸の反動としての義経生存説運動
  • 第7章 『成吉思汗ハ源義経也』と義経の死
  • おわりに 「判官びいき」の終焉

「BOOKデータベース」 より

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