ヨーロッパ中世末期の学識者

書誌事項

ヨーロッパ中世末期の学識者

J. ヴェルジェ著 ; 野口洋二訳

創文社, 2004.12

タイトル別名

Les gens de savoir en Europe à la fin du moyen âge

タイトル読み

ヨーロッパ チュウセイ マッキ ノ ガクシキシャ

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注記

原著第2版 (Paris : Presses Universitaires de France, 1998) の全訳

参考文献: 巻末p47-49

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパ中世末期に学識ある人びとは、いかなる状況のもとに自立的な階層として成長し、社会・経済情勢の変化に対応しながら、いかに変貌し発展したか。本書は、「中間的知識人」をも含め、ある一定の学問的教養を持った全ての人びとを対象とすることによって、ル・ゴッフの『中世の知識人』よりもはるかに広い視野でこの問題を扱っている。しかも、中世末期の学識者の教養の基礎とその内容、すべての学校や、知識を伝達し媒介する本、教育機関や学識者の蔵書などの実態を概括的に明らかにする一方、単に教育面ばかりでなく、広く教育と政治・社会・文化との交わりをも論じた、一種の優れた総合的な教育社会史の注目すべき労作である。

目次

  • 第1部 教養の基礎(さまざまな知識;教育;本)
  • 第2部 能力の行使(神への奉仕、君主への奉仕;知識と権力;実務の世界)
  • 第3部 社会的現実と自己に対するイメージ(新しい人間か後継者か?;野心と表現;結論にかえて—博士たちから人文主義者たちへ—連続と刷新)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA70889406
  • ISBN
    • 4423460572
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 273, 49p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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