「源氏物語」の生成 : 古代から読む

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「源氏物語」の生成 : 古代から読む

津田博幸編

(古代文学会叢書, 3)

武蔵野書院, 2004.12

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源氏物語の生成 : 古代から読む

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ゲンジ モノガタリ ノ セイセイ : コダイ カラ ヨム

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Description and Table of Contents

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本書は、一九九九年一二月に行われた、古代文学会・物語研究会合同シンポジウム「“ジャンル”の生成—同時代言説の海へ」に関わった研究者たちが、シンポジウムに始まった思索の成果を一冊にまとめたものである。

Table of Contents

  • 黄泉国訪問神話と源氏物語—イザナキを見失う六条御息所
  • 「手」と譜と—一〇世紀の音楽をめぐる言説
  • “琴の譜”の系と回路—物語言説を浮遊する音
  • 王の庭園—『うつほ物語』吹上巻から『源氏物語』胡蝶巻へ
  • 『官柱』考—『源氏物語』における“日本紀”生成
  • 日本紀講からみた『源氏物語』—仮名で書くことをめぐって
  • 秘匿された“歌”の位相—『源氏物語』若紫・あるいは歌の父母
  • 一条天皇の辞世歌「風の宿りに君を置きて」—「皇后」定子に寄せられた“御志”
  • 現代の批評理論は、どうして『源氏物語』に適用可能なのか?—『源氏物語』と「表象=代行」機能

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