太平洋世界の文化とアメリカ : 多文化主義・土着・ジェンダー

書誌事項

太平洋世界の文化とアメリカ : 多文化主義・土着・ジェンダー

瀧田佳子編

(変貌するアメリカ太平洋世界, 6)

彩流社, 2005.2

タイトル別名

太平洋世界の文化とアメリカ : 多文化主義土着ジェンダー

タイトル読み

タイヘイヨウ セカイ ノ ブンカ ト アメリカ : タブンカ シュギ ドチャク ジェンダー

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注記

参考文献: 各章末

内容: 文化風景としての太平洋世界(瀧田佳子著), 「太平洋」を書く(シーラ・ホーンズ著), 環太平洋共同体の萌芽(廣部泉著), アメリカ占領軍向け「慰安施設」に見られるジェンダー・人種・階級(有賀夏紀著), ナサニエル・エマソンのフラ(矢口祐人著), 教育におけるアメリカ・西欧モデルと文化的ジレンマ(恒吉僚子著), アメリカとアジアの知的交流(藤田文子著), 日米文化教育交流会議(カルコン)の成果と課題(能登路雅子著), チャイナタウンの孫悟空(杉山直子著), 交錯する文化的自画像(川野美砂子著), ジャネット・フレイムの『カルパチア山脈』におけるディスプレイスメント(ラクエル・ヒル著)

内容説明・目次

内容説明

アメリカ・アジアを含む太平洋世界を一つの文化的風景として捉え、同時に多文化主義とジェンダーの視点を加えて、単なる受容や影響ではなく、文化接触・文化融合がもたらす変容の相を考える。そして環太平洋諸国だけではなく、その環のなかに目をこらすインディジナス(土着的)な姿勢をも重要視する。

目次

  • 文化風景としての太平洋世界
  • 第1部 太平洋文化圏を考える(“太平洋”を書く—ペリー日本遠征(1853‐54年)はアメリカでどう物語られてきたか;環太平洋共同体の萌芽—両大戦間期の民間団体;アメリカ占領軍向け「慰安施設」に見られるジェンダー・人種・階級—RAAをめぐって ほか)
  • 第2部 アジア太平洋の文化接触(教育におけるアメリカ・西欧モデルと文化的ジレンマ—日本とマレーシアの選択;アメリカとアジアの知的交流—「留学」の視座から;日米文化教育交流会議(カルコン)の成果と課題)
  • 第3部 多文化主義とジェンダーの視点(チャイナタウンの孫悟空—マキシン・ホン・キングストン『トリップマスター・モンキー』に描かれた文化変容と母の語り;交錯する文化的自画像—『王様と私』をめぐる文化のせめぎ合い;ジャネット・フレイムの『カルパチア山脈』におけるディスプレイスメント—揺れるニュージーランドのアイデンティティ)

「BOOKデータベース」 より

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