終末期古墳と古代国家
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終末期古墳と古代国家
(古代を考える)
吉川弘文館, 2005.4
- タイトル読み
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シュウマツキ コフン ト コダイ コッカ
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注記
内容: 一「前方後円墳の終焉」-五「終末期の横穴式石室と横口式石槨」, 六「西国と東国の終末期古墳」((一)「西国の終末期古墳」, (二)「東国の終末期古墳」), 七「終末期古墳と寺院」-十「古墳の終末と古代国家」, あとがき(白石太一郎), 執筆者紹介
収録内容
- 前方後円墳の終焉 / 白石太一郎 [執筆]
- 八角墳の出現と展開 / 今尾文昭 [執筆]
- 高松塚古墳とその前後 / 前園実知雄 [執筆]
- 群集墳の終焉 / 安村俊史 [執筆]
- 終末期の横穴式石室と横口式石槨 / 土生田純之 [執筆]
- 西国の終末期古墳 / 新納泉 [執筆]
- 東国の終末期古墳 / 右島和夫 [執筆]
- 終末期古墳と寺院 / 関川尚功 [執筆]
- 飛鳥の陵墓 : 檜隈坂合陵の再検討 / 和田萃 [執筆]
- 律令体制建設期の国家的喪葬統制 : 「大化薄葬令」の実年代 / 山尾幸久 [執筆]
- 古墳の終末と古代国家 / 白石太一郎 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
倭国の首長連合の象徴として、三〇〇年以上にわたって造り続けられてきた前方後円墳。六世紀末に一斉に終焉を迎え、それに替わって方墳・円墳や八角墳などの終末期古墳が営まれた、その背景に何があったのか。高松塚古墳やキトラ古墳、石室と石槨、大化薄葬令、被葬者問題、寺院との関わりなどを中心に、古墳消滅と古代国家誕生の謎に迫る。
目次
- 1 前方後円墳の終焉
- 2 八角墳の出現と展開
- 3 高松塚古墳とその前後
- 4 群集墳の終焉
- 5 終末期の横穴式石室と横口式石槨
- 6 西国と東国の終末期古墳
- 7 終末期古墳と寺院
- 8 飛鳥の陵墓—桧隈坂合陵の再検討
- 9 律令体制建設期の国家的喪葬統制—「大化薄葬令」の実年代
- 10 古墳の終末と古代国家
「BOOKデータベース」 より