「萬世一系」の研究 : 「皇室典範的なるもの」への視座
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「萬世一系」の研究 : 「皇室典範的なるもの」への視座
岩波書店, 2005.3
- タイトル別名
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萬世一系の研究 : 皇室典範的なるものへの視座
「万世一系」の研究 : 「皇室典範的なるもの」への視座
- タイトル読み
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バンセイ イッケイ ノ ケンキュウ : コウシツ テンパンテキ ナルモノエノ シザ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、憲法学研究の第一人者が、戦後と明治、新旧二つの皇室典範を爼上に乗せ、制度としての天皇制の形成過程とその基本的性格を歴史的に検証、法解釈学的な評価を試みる考察である。昨今の表層的な「女性天皇」容認論や「皇室の民主化」論において見落とされがちな、日本国憲法下の天皇制そのものの本質的な矛盾を徹底的に問い直し、その先を展望する。
目次
- 第1部 戦後皇室典範の制定過程—今日的課題の源流(「皇室典範的なるもの」への拘泥—皇室典範の基本的性格をめぐって;「天皇の退位」「女帝」「庶出の天皇」—皇室典範の各論的考察)
- 第2部 明治皇室典範の成立過程—「近代化」と「萬世一系」(皇位継承をめぐって—「庶出ノ天皇」「女帝否認」;「天皇の退位」否認をめぐって)
- 「万世一系」と「天皇の不自由」との関係
「BOOKデータベース」 より