奇想の図譜
著者
書誌事項
奇想の図譜
(ちくま学芸文庫, [ツ-7-2])
筑摩書房, 2005.4
- タイトル別名
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奇想の図譜 : からくり・若冲・かざり
- タイトル読み
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キソウ ノ ズフ
大学図書館所蔵 件 / 全115件
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注記
初出一覧: p306
1989年6月平凡社より刊行を文庫化したもの
その他のタイトルはp[5]による
内容説明・目次
内容説明
日本の美を貫くモチーフはなにか。『奇想の系譜』でセンセーションを巻き起こした当代一の美術史家が、縄文土器以来の歴史を渉猟しつつ、日本美術の独創的なおもしろさを掬いとり、その源泉を探る。をこ絵、絵巻、屏風絵から若冲、白隠、写楽、北斎の作品まで、そこに伏流する日本人の好奇心、奔放で闊達な「あそび」の精神、現世を金色の浄土に変化させる「かざり」への情熱を縦横に論じる。奇想から花開く鮮烈で不思議な美の世界へ読者をいざなう、刺激的な日本美術案内。
目次
- 1 自在なる趣向(北斎のワニザメ;波の変幻;浮世の眺め—舟木家本「洛中洛外図」;「からくり」のからくり)
- 2 アマチュアリズムの創造力(若冲という「不思議の国」—「動植綵絵」をめぐって;稚拙の迫力—白隠の禅画;写楽は見つかるか?—ある架空の問答)
- 3 「かざり」の奇想
「BOOKデータベース」 より