19世紀アメリカンボードの宣教思想

書誌事項

19世紀アメリカンボードの宣教思想

塩野和夫著

新教出版社, 2005.3-

  • 1: 1810-1850

タイトル別名

19世紀アメリカンボードの宣教思想

タイトル読み

19セイキ アメリカン ボード ノ センキョウ シソウ

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内容説明・目次

内容説明

21世紀の世界的な激動の中で、福音宣教と教会の去就に迷う日本の教会にとって、欧米キリスト教国の宣教地であったという成り立ちの経過を、今、全体的・根源的に顧みる必要があるが、そのための余裕と力量に乏しい。著者(西南学院大学教授)は、そういう難題の克服の道を、遠く200年の昔、アジア伝道に乗り出して試行錯誤と艱難辛苦をなめたアメリカンボードの経験に求め、それがアジア諸国、諸民族に及ぼした功罪を、ボードの記録、宣教師たちの報告の原典探索から把握しようとする壮大な冒険に乗り出した。今日、袋小路に踏み込んだ日本宣教の混迷を克服するためには、この企ては必ず大きな成果をもたらすであろう。本書は全3巻からなる構想の第1巻であり、1810〜1850年を鳥瞰する。

目次

  • 序 19世紀アメリカンボード宣教思想研究の課題
  • 第1章 アメリカンボードをめぐる状況(拡大する国土とアメリカンボード;教育を手がかりとした宣教活動;地域社会と人々の反応)
  • 第2章 アメリカンボード本部の宣教方針(ボード本部の宣教方針;宣教活動の拡大と財政問題;教育活動と社会問題への対応;ウースターの宣教思想)
  • 第3章 宣教師の思想と行動(ホールの思想と行動;ウースターの思想と行動;グッデルの思想と行動;パーカーの宣教思想)
  • 結章 19世紀前期アメリカンボードの宣教思想

「BOOKデータベース」 より

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