夢窓疎石 : 日本庭園を極めた禅僧
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書誌事項
夢窓疎石 : 日本庭園を極めた禅僧
(NHKブックス, 1029)
日本放送出版協会, 2005.4
- タイトル読み
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ムソウ ソセキ : ニホン テイエン オ キワメタ ゼンソウ
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注記
参考文献: p253-255
夢窓国師年譜: p256-261
枡野俊明の主要庭園作品: p264-265
内容説明・目次
内容説明
作庭家は石の気勢を読む。禅そのものは、目に見えない。その見えないものを形に置き換えたのが禅芸術で、禅寺の庭園もその一つである。西芳寺、天龍寺、瑞泉寺、永保寺、恵林寺…。これらの禅宗様庭園を各地に施したのは、夢窓疎石である。室町期、臨済宗の黄金期を築いた夢窓禅師による枯山水様式の源流となった庭は、臨済禅の高みの境地の顕現であると同時に、のちの日本庭園の規範となった。禅僧にして庭園デザイナーである著者が、禅師との共通体験をもとに、綿密な実地踏査により描き出す日本庭園観照記。
目次
- 第1章 夢窓国師の一生(夢窓国師の生い立ち;本師・高峰顕日 ほか)
- 第2章 禅思想と作庭技術の融合(日本庭園を代表する禅寺の庭;禅の原点「無」の思想 ほか)
- 第3章 庭園プランナーとしての石立僧(林泉をみずからつくり、愛好した国師;サクラをこよなく愛した国師 ほか)
- 第4章 池泉庭園から枯山水へ(虎渓山永保寺—石組庭園への中間形態;錦屏山瑞泉寺—作庭の基礎を築いた庭園 ほか)
「BOOKデータベース」 より