焼跡のグラフィズム : 「FRONT」から「週刊サンニュース」へ

書誌事項

焼跡のグラフィズム : 「FRONT」から「週刊サンニュース」へ

多川精一著

(平凡社新書, 268)

平凡社, 2005.4

タイトル別名

焼跡のグラフィズム : FRONTから週刊サンニュースへ

タイトル読み

ヤケアト ノ グラフィズム : Front カラ シュウカン サンニュース エ

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内容説明・目次

内容説明

戦時中の対外宣伝誌『FRONT』は、参謀本部の協力の下、東方社で制作された。東方社が育んだ技術は高く、その雰囲気には自由なものがあった。敗戦後、「戦争協力」により幹部の誰もが口を噤んでしまったが、著者は東方社の持っていた技術とデザイン力の高さは、戦後日本の出版に生かすべきものと考えた。日本の敗戦と焼跡の日々の模索のなかで、出版のビジュアル化を希求した貴重な記録。

目次

  • 第1部 虎穴での生き方(日米開戦と共に就職—仕事は対外国宣伝物の制作;心ドキドキの初出勤で出会った異体の人々;西洋館に出入りする革ジャンの長髪族;師匠と同室で気づまりの一人助手 ほか)
  • 第2部 焼跡をさまよう(敗戦—廃墟の焼ビルにあてもなく集う日々;焼ビルに身を寄せ合う元社員をさらに襲う不幸;広島・長崎の原爆記録を撮影—木村部長の度胸でフィルムを守る;『東京一九四五年・秋』の刊行—文化社が戦後に残したもの ほか)

「BOOKデータベース」 より

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