ヒトはなぜペットを食べないか

書誌事項

ヒトはなぜペットを食べないか

山内昶著

(文春新書, 439)

文藝春秋, 2005.4

タイトル読み

ヒト ワ ナゼ ペット オ タベナイカ

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注記

参考文献: p189-193

内容説明・目次

内容説明

本来、ヒトは雑食性。東洋西洋を問わず、さかんに犬や猫を食べてきた。しかも愛情、性欲、食欲は同類項。無意識の深層でつながっている。天使のような赤ちゃんに「まあ可愛い。食べてしまいたい」と頬ずりしたことはありませんか。膨張しつづける人類の欲望。そのなかで近親相姦とペット食は近代の二大禁忌に。どうして我々は丸々と肥えたペットに涎を垂らさなくなったのか。摩訶不思議なヒトの深奥をさぐるミステリーの旅へ、さあご一緒に—。

目次

  • 1章 イヌを食べた人々(ドッグ・イーター)
  • 2章 ネコを食べた人々(キャット・イーター)
  • 3章 ペットを愛した人々(ペット・ラヴァー)
  • 4章 タブーの仕組み
  • 5章 贈物と祭り
  • 6章 ペットと消費文明

「BOOKデータベース」 より

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