谷川俊太郎の世界
著者
書誌事項
谷川俊太郎の世界
思潮社, 2005.4
- タイトル別名
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谷川俊太郎の世界 : 北川透評論集
- タイトル読み
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タニカワ シュンタロウ ノ セカイ
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注記
谷川俊太郎詩集一覧: p230-232
内容説明・目次
内容説明
生と言葉の危うい関係を問いつづけ、日本語表現に類例のない豊饒さをもたらした詩人、谷川俊太郎—。その多層多方向多回路の自在な試みはどのように生成展開したのか。はじめて谷川を現代詩の尖端を切り拓く危機の詩人として提示した北川氏の、40年にわたる同時代詩としての谷川論集成。
目次
- 詩はどこから始まるか—谷川俊太郎の初期、あるいは資質の世界
- 危機のなかの創造—一九六四年まで
- 宿命の幻と沈黙の世界—詩集『21』の転回へ
- 蓄音器と無学—「言葉」を読む
- 詩集『定義』を読む—日録風に
- 醒めた眼—二つの対照的な詩集
- 怪人百面相の誠実—谷川俊太郎の詩の世界
- カタログという戦略—詩人の消滅
- 零度の語り手—詩集『メランコリーの川下り』を読む
- 非中心という無意識—詩的80年代
- 〈世間知らず〉のパフォーマンス—「父の死」について
- 漂流することばの現在—詩集『minimal』について
- 詩集『コカコーラ・レッスン』の世界
「BOOKデータベース」 より