霊性の文学誌
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霊性の文学誌
作品社, 2005.3
- タイトル読み
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レイセイ ノ ブンガクシ
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注記
引用・参考文献: p296-300
内容説明・目次
内容説明
人間的霊性(スピリチュアリティ)の根源と究極を共に深く見据える宗教と文学。古来両者は相補・相克しつつ精神文化を形成してきた。少年期より著者が感化された十七人の作家と作品に対峙し、最も人間的な営為を描き出す文学作品に表れた「聖なるもの」の秘蹟と深淵を探る。
目次
- ジョバンニの生成—銀河の「孔」を抜けて
- 遠藤周作—「悲しみ」という道しるべ
- 宮沢賢治—超越への飛翔
- ノヴァーリス—魔術的観念論の秘孔
- 空海—大日如来の波の行方
- 折口信夫—呪力と魂乞ひ
- 三島由紀夫—エロスとしての死
- 中上健次—「路地」の両義性
- 高橋和巳—生涯にわたる阿修羅
- ドストエフスキー—自由と聖性への「ふみ越え」
- ニーチェ—哄う預言者
- バタイユ—稲妻のエロティシズム
- ロートレアモン—殺人の神学
- 寺山修司—「完全な死体」へ向かう言葉
- 美輪明宏—美と信仰と仏性と
「BOOKデータベース」 より