元田永孚と明治国家 : 明治保守主義と儒教的理想主義

書誌事項

元田永孚と明治国家 : 明治保守主義と儒教的理想主義

沼田哲著

吉川弘文館, 2005.6

タイトル別名

元田永孚と明治国家 : 明治保守主義と儒教的理想主義

タイトル読み

モトダ エイフ ト メイジ コッカ : メイジ ホシュ シュギ ト ジュキョウテキ リソウ シュギ

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注記

参考文献あり

初出一覧: p418

内容説明・目次

内容説明

儒学者として明治天皇の人格形成に影響を与えた元田永孚。その思想形成・国憲論・国教論・対外観を横井小楠の儒学思想との関係とともに解明。儒教的理想主義が近代化に果たした役割を探り、近代保守主義の展開を考える。

目次

  • 明治前期保守主義と幕末・明治の儒学
  • 第1部 思想の形成と展開(元田永孚の思想形成;幕末維新期における元田永孚の思想と行動;横井小楠思想の特質)
  • 第2部 「国憲」と「国教」明治前期政治過程と元田永孚(元田永孚と「君徳輔導」論;元田永孚と「国憲」論の展開;元田永孚と皇室典範;「国教」論の成立・展開—「教学大旨」から「教育勅語」へ;元田永孚と明治二十三年神祇院設置問題)
  • 第3部 「対外観」の諸相(壬午事変後における元田永孚の朝鮮政策案—『朝鮮処法私案』『聖喩大旨』他;元田永孚と明治二十年条約改正問題—「元田永孚手記」を史料として;元田永孚と明治二十二年条約改正反対運動;「聖旨」の伝達者・記録者—元田永孚の一側面)

「BOOKデータベース」 より

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