書誌事項

歴史の終わり

フランシス・フクヤマ著 ; 渡部昇一訳・特別解説

三笠書房, [2005.6]

[新装新版]

タイトル別名

The end of history and the last man

タイトル読み

レキシ ノ オワリ

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注記

版, 出版の日付はブックカバーによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784837956563

内容説明

なぜ今一つの歴史が終わるのか!幻想のうちに崩壊した「自由の王国」。社会進歩のメカニズムと新しい歴史を創造させるエネルギーとは。現代史を総括する歴史的教訓。

目次

  • 第1部 なぜいま一つの歴史が終わりを告げるのか—世界史における歴史的「大転換」とその内部構造(二十世紀がもたらした最大の「歴史的教訓」;「強国」の致命的弱点;あまりにも貧しすぎた「超大国」 ほか)
  • 第2部 幻想のうちに崩壊した「自由の王国」—ヘーゲルの予言はなぜマルクスよりも正確だったのか(人間にとって「普遍的な歴史」とは何か;歴史に見る人間の「欲望」のメカニズム;歴史は決して「逆流」しない ほか)
  • 第3部 歴史を前進させるエネルギー—「認知」を求める闘争と「優越願望」(はじめに「死を賭けた戦い」ありき;近代史に登場した「最初の人間」;共産主義がつきつけたファウスト的「交換条件」)
巻冊次

下 ISBN 9784837956570

内容説明

これから歴史はどう進展するのか。特に本書の結末に示された「指導原理」は、欧米とは異質な歴史背景をもつ日本人にはきわめて重要だ。

目次

  • 第3部 歴史を前進させるエネルギー—「認知」を求める闘争と「優越願望」(「赤い頬」をした野獣—「革命的情勢」はいかにして生まれたのか;人間の「優越願望」が歴史に与える影響;歴史を前進させる「原動力」 ほか)
  • 第4部 脱歴史世界と歴史世界—自由主義経済成功に絶対不可欠な「非合理な“気概”」(冷たい「怪物」—リベラルな民主主義に立ちはだかる「厚い壁」;歴史から見た日本人の「労働倫理」;新しいアジアを生み出す「新権威主義の帝国」 ほか)
  • 第5部 「歴史の終わり」の後の新しい歴史の始まり—二十一世紀へ「最後の人間」の未来(自由と平等の「王国」のなかで;歴史の終わりに登場する「最後の人間」;民主主義社会における「優越願望」のはけ口 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72115034
  • ISBN
    • 4837956564
    • 4837956572
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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