自然との和解への道
著者
書誌事項
自然との和解への道
(エコロジーの思想)
みすず書房, 2005.6-2006.1
- 上
- 下
- タイトル別名
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Wege zum Frieden mit der Natur : praktische Naturphilosophie für die Umweltpolitik
- タイトル読み
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シゼン トノ ワカイ エノ ミチ
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注記
参考文献目録: 上: 巻末pi-xiii, 下: 巻末pviii-xx
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784622081630
内容説明
環境先進国ドイツの環境哲学とは何か。人間がその駆動力である“自然的共世界”の実現へ向けて自然科学・哲学・政治を根本から問いなおす記録碑的労作。
目次
- 序論(導入と見とおし)
- 1部 あたかも世界の中心がわれわれにおいて回っているかのように(成長の限界に直面した従来の環境政策批判;自然保護、天然資源そして自然災害—法における自然の理解;自由と必然—人間中心主義的世界像の哲学的批判)
- 2部 自然との和解の条件(自然の全体のなかの人間;物である自然と自然である物;自然との和解—その前提、条件そして地平)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784622081647
内容説明
人間と動植物を、受苦能力と利益の観点から平等とみなす、自然の法共同体とは何か。自然を支配する知としての科学技術は、近代においていかに発展してきたのか。一般社会に責任をもち、知るに値する学問はどうあるべきか。人間が自然に所属していることを、感性的に経験する仕方とは。社会民主主義勢力と保守勢力が、ともに手を携えて自然との和解をめざす政治文化を、これからいかに築いていくのか。自然的共世界の権利から、自然との和解という政治目標まで、歴史と将来におよぶ広大な展望のもとで粘り強く思索する。
目次
- 2部 自然との和解の条件(続き)(市民的法治国家から自然の法共同体へ)
- 3部 自然の非暴力的理解への道で(権力の第三段階で—科学と技術の政治的射程;学問の自由の正しい使用について;自然的共世界の理解—感性的教養とより自然的な技術のチャンス;自然との和解の政治的チャンス)
「BOOKデータベース」 より