動くことば動かすことば
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動くことば動かすことば
(ちくま学芸文庫, [タ-13-3])
筑摩書房, 2005.7
- タイトル読み
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ウゴク コトバ ウゴカス コトバ
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注記
「ドラマの中の人間」(晶文社 1999年刊)の改題
解説: 竹内敏晴さんの誘惑 / 田口ランディ
内容説明・目次
内容説明
「この本には、自分が今まで積み重ねてきたことのすべてが凝縮されている」。自分のことばが相手に届くように、ドラマ(戯曲)を“声に出して読みあう”というレッスン。その中で、繰り返し立ち戻っていったのが、ここにあげた五つのドラマだった。どれも女性を主人公とし、“近代化と男女の断絶”を隠れたテーマとする作品群。竹内氏は言う。「夕鶴」で、貨幣的価値にからめとられていく男に対するつうの絶望の叫びが「ついにモノローグであってダイアローグにならなかったこと」に日本女性の悲劇をみる、と。“対話”と“断絶”の意味を深く考えさせられる一冊。
目次
- 夕鶴—木下順二
- アンティゴネー—ソフォクレス
- 人形の家—イプセン
- 三人姉妹—チェーホフ
- セチュアンの善人(寓話劇)—ブレヒト
「BOOKデータベース」 より