レヴィ=ストロース講義 : 現代世界と人類学
著者
書誌事項
レヴィ=ストロース講義 : 現代世界と人類学
(平凡社ライブラリー, 543)
平凡社, 2005.7
- タイトル別名
-
L'anthropologie face aux problèmes du monde moderne
現代世界と人類学 : 第三のユマニスムを求めて
レヴィストロース講義
- タイトル読み
-
レヴィ ストロース コウギ : ゲンダイ セカイ ト ジンルイガク
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注記
「現代世界と人類学 : 第三のユマニスムを求めて」(サイマル出版会 1988年刊)の改題、抜粋
内容説明・目次
内容説明
20世紀最良の知的遺産たる構造主義は、21世紀世界の難問にいかに答えるのか。構造主義を提唱した文化人類学の泰斗が、性・開発・神話的思考など、アクチュアルなキーワードを通じて、第三のユマニスムとしての人類学の新しい役割を説く。日本文化への鋭い洞察を示す、一九八六年、東京での三回の講演と質疑応答を収録。
目次
- 第1講 西洋文明至上主義の終焉—人類学の役割(人類の歴史と人類学;人類学とは何か;客観性と全体性を求めて ほか)
- 第2講 現代の三つの問題—性・開発・神話的思考(共通言語としての親族関係;「未開社会」の“人工受精”;“低開発”とは何か ほか)
- 第3講 文化の多様性の認識へ—日本から学ぶもの(人種決定論の誤謬;文化が遺伝を決定する;累積的社会・停滞的社会 ほか)
「BOOKデータベース」 より