汝自身を知れ : 古代ギリシアの知恵と人間理解
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汝自身を知れ : 古代ギリシアの知恵と人間理解
(NHKライブラリー, 196)
日本放送出版協会, 2005.7
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ナンジ ジシン オ シレ : コダイ ギリシア ノ チエ ト ニンゲン リカイ
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Note
「NHKこころをよむ」(2003年4月-9月)テキスト「汝自身を知れ! : 古代ギリシアの知恵をいまに生かす」をもとに作成したもの
第3刷 (2012.4) の出版者: NHK出版
古代ギリシアの哲人関連年表: p456-457
参考文献: 章末
Description and Table of Contents
Description
アポロン神殿の柱に刻まれていた「汝自身を知れ」の言葉を自身の哲学活動の根底におき、探求したとされる。これはまさに現代に生きるわれわれに向けられた言葉でもある。『ソクラテスの弁明』『オイディプス王』『国家』をはじめとする古代ギリシアの哲学、文学の名作が二千四百年のはるかな時を超えて提起する根源的問題の数々を、縦横に論じる。
Table of Contents
- ソクラテスと「無知の自覚」
- オイディプスと自己の深淵—自分を知ることの悲劇
- 個人と社会(1)『アンティゴネー』における人の法と神々の掟
- 個人と社会(2)プロメテウスとゼウスの贈り物
- 法と人間(1)アンティフォンの挑戦と目撃者の不在
- 法と人間(2)ソクラテスは、なぜ脱獄しなかったか
- 力と正義(1)古代ギリシア人と現実政治
- 力と正義(2)ソフォクレス『フィロクテテス』と大政治のなかの個人
- 徳と悪徳(1)プラトン『ラケス』と勇気への問い
- 徳と悪徳(2)アリストテレスの勇気論〔ほか〕
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