縦に書け! : 横書きが日本人を壊している
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縦に書け! : 横書きが日本人を壊している
祥伝社, 2005.6
- タイトル読み
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タテ ニ カケ : ヨコガキ ガ ニホンジン オ コワシテ イル
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内容説明・目次
内容説明
日本語の核心は“縦書き”にあり!古来、「天」から「地」へ向かう重力と格闘しつつ、縦に文字を書き、言葉を紡ぐことによって日本人の精神は醸成されてきた。日本語を横書きにすることは、英語(アルファベット)を縦に綴るのと同じ「愚」である。だが、その愚行が世を席捲したいま、日本人の精神は荒み、崩れつつある。その最大の犠牲者は、言葉を習得途上の子どもたちである。パソコン、ケータイ=ネット社会に狙い撃ちにされる彼らは、日々見えない血を流している…。「改革」の名の下に暴走する現在の日本を、人間と言葉の根源から見据えた警世の書。気鋭の論客が放つ緊急提言。
目次
- 第1章 言葉が力を失った社会(酒鬼薔薇少年から長崎県佐世保小六殺人まで;神と悪魔の間で分裂している人間の精神;価値の不定、浮動化 ほか)
- 第2章 「日本」とは「日本語」のことである(日本語は世界でも特異な言語である;漢語(漢字)と和語(仮名)の二重言語国家;日本語は中国の植民地語 ほか)
- 第3章 「縦書き」こそが精神を救う(縦書きをなくそうとした占領軍;丸文字とシャープ文字;混乱を極める封筒の表書き ほか)
「BOOKデータベース」 より