転回 : 或る非同一化的思考の試み

書誌事項

転回 : 或る非同一化的思考の試み

ウテ・グッツォーニ著 ; 小松光彦訳

慶應義塾大学出版会, 2005.7

タイトル別名

Wendungen : Versuche zu einem nicht identifizierenden Denken

Wendungen : Versuche zu einem nicht identifizierenden Denken

タイトル読み

テンカイ : アル ヒドウイツカテキ シコウ ノ ココロミ

大学図書館所蔵 件 / 62

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

ハイデガー、フィンク門下の気鋭の哲学者による魅力溢れる論集。主体性神話の桎梏を打破し、他者性へ開かれた倫理の胎動を告げる先駆的思索の軌跡。セザンヌ最晩年の風景画や、カントの遺稿「レフレクシオーネン」、ホルクハイマー/アドルノ『啓蒙の弁証法』、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイアー』、エディット・ピアフのシャンソン。異なる語り方で別々の「転回」について語りながら、諸々の「転回」とそれらの対活的布置関係全体が、読者との対話に向けて差し出される。ドイツ・ポストモダン思想の清新な息吹を伝える意欲作。

目次

  • セザンヌ・ジュールダンの小屋—或るものと無との共演について
  • 闇の中の光
  • オデュッセウスの理性とセイレーンの感性—意味と感覚
  • 二人で在ることのこのはかりしれない幸せ(Cette immense fortune d’^etre deux)
  • “間‐時間”試論—“互いに共に在ること”の時間性と各時性について
  • 他者として存在すること

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72910478
  • ISBN
    • 4766411846
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    178, 2p, 図版 [1] 枚
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ