書誌事項

召使いたちの大英帝国

小林章夫著

(新書y, 138)

洋泉社, 2005.7

タイトル読み

メシツカイ タチ ノ ダイエイ テイコク

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注記

参考文献: p201-204

内容説明・目次

内容説明

召使いは見た!もう一つのイギリス近代。この国が大英帝国としてもっとも栄えたイギリス・ヴィクトリア時代。上は王室、貴族から、下は中産階級の家に至るまで、実に多くの、そしてさまざまの家事を分担しておこなう召使いがいた。その数は一三三万人あまりと、男女合わせた総労働人口の中で、最も大きな割合を占めていた。なぜこれほど多くの召使いがイギリスにいたのか?薄給、重労働、低劣な住環境、横暴な主人に貞操の危機…。彼らは苦難に耐えつつも日々を謳歌し、イギリス近代の発展を底辺で支えた。職業から見た、知られざる近代イギリスのもう一つの世界。

目次

  • 第1章 広大な使用人の世界—執事から従僕まで
  • 第2章 女使用人たちの仕事
  • 第3章 使用人部屋の世界を覗いてみれば
  • 第4章 主人もさまざま、使用人もさまざま
  • 第5章 貞操の危機—主人と使用人の緊張した関係
  • 第6章 使用人と新天地
  • 第7章 貴族の没落と召使いの変化
  • 第8章 現代使用人事情

「BOOKデータベース」 より

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