破産者たちの中世
著者
書誌事項
破産者たちの中世
(日本史リブレット, 27)
山川出版社, 2005.7
- タイトル読み
-
ハサンシャ タチ ノ チュウセイ
大学図書館所蔵 件 / 全219件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
いつの時代にもあることだが、中世にも巨額の借金をかかえていた人びとがいた。だが、巨額の借金をかかえながらも、彼らは案外したたかに生きていた。自己破産のような法的逃げ道がなかった当時、なぜそれが可能だったのか。本書は中世の金融システムを解き明かしながら、そのなぞに迫ろうという試みである。
目次
- したたかな債務者たち
- 1 「尾張房料足の事」
- 2 松梅院禅能の破産
- 3 有徳人たちの末路
- 4 金融ネットワーク
- 5 破産管財の仕組み
- 6 経営再建は成功したか
「BOOKデータベース」 より