戦争の記憶をさかのぼる
著者
書誌事項
戦争の記憶をさかのぼる
(ちくま新書, 552)
筑摩書房, 2005.8
- タイトル読み
-
センソウ ノ キオク オ サカノボル
大学図書館所蔵 全146件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
二〇〇五年八月で敗戦から六〇年を迎える。六〇年とは、ほぼ二世代の年月だ。子へ孫へと“戦争の記憶”というバトンはきちんと手渡されているだろうか。本書は湾岸戦争以後、アフガン戦争、イラク戦争と続く現代の戦争空間を視野に収めながら、「当時者意識の希薄化」という危機感のもとに、アジア太平洋戦争を私たちがどのように記憶し、あるいは忘却してきたのかを検証する。戦後五〇年から戦後一〇年まで、文学者、新聞メディアの言説をさかのぼり、一九四五年八月の敗戦をまたいだ詩人・高村光太郎の戦中・戦後に焦点を合わせ、戦争の記憶をリセットする力に対峙する思考をさぐる。
目次
- 序章 記憶のレッスン
- 第1章 見えない戦争—湾岸戦争と『敗戦後論』(見世物としての戦争/戦争という見世物;湾岸戦争詩の波紋 ほか)
- 第2章 戦争という名のテロリズム—9・11と「四千の日と夜」(二〇〇一年九月一一日;“ブッシュはカイバルを知っているのか?” ほか)
- 第3章 “戦後”の変容—メディアの言説から(一九九五年(戦後五〇年);一九八五年(戦後四〇年) ほか)
- 第4章 敗戦をまたぐ—「一億の号泣」(東京大空襲体験者の描いた絵;高村光太郎の空襲体験 ほか)
「BOOKデータベース」 より