土器製塩の島 : 喜兵衛島製塩遺跡と古墳

書誌事項

土器製塩の島 : 喜兵衛島製塩遺跡と古墳

近藤義郎著

(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 018)

新泉社, 2005.8

タイトル別名

土器製塩の島・喜兵衛島製塩遺跡と古墳

土器製塩の島喜兵衛島製塩遺跡と古墳

喜兵衛島

タイトル読み

ドキ セイエン ノ シマ : キヘイジマ セイエン イセキ ト コフン

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注記

「喜兵衛島」(喜兵衛島刊行会 1999年刊) の記述に基づき、筆者の意見をいれてまとめたもの

主要参考文献: p92

内容説明・目次

内容説明

瀬戸内海の小さな無人島に残された古墳群と浜辺に散乱するおびただしい量の師楽式土器は何を語るのか。学生や教員、地元の人びとと共に行なわれた発掘をとおして、古墳を造ったのは貴族でも豪族でもなく、営々と土器で塩を作っていた塩民であったことを描き出す。

目次

  • 第1章 喜兵衛島の謎(無人島の古墳群;あんごう島の謎;発掘開始;古墳と師楽式遺跡の関係)
  • 第2章 海辺の遺跡(南東浜の発掘;貝塚の貝層のような土器層;タタキ面(=作業面)の検出;炉址発見;塩民はどこに住んだのか;下層の師楽式土器層;塩民はどのような動物を食べたか;南東浜と三つの浜)
  • 第3章 古墳群と群を離れた古墳(南西浜上方古墳群;群を離れた古墳;喜兵衛島古墳群の主は塩民)
  • 第4章 土器製塩の時代(喜兵衛島の古墳の築造時期と性格;師楽式製塩土器の変遷;土器製塩研究の展開)

「BOOKデータベース」 より

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