食餌の技法
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食餌の技法
(身体医文化論, 4)
慶應義塾大学出版会, 2005.8
初版
- タイトル読み
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ショクジ ノ ギホウ
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注記
文献案内: 巻末p5-35
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
食べることは、そもそも身体を道具・手段として使う重要な身体技法の一つであって、社会化されるある特定の型・習慣がハビトゥスとして身体に埋めこまれる「トポス」となると同時に、そうした身体経験を通して自己が成型されるテクノロジー(技法)の一つとしても機能する。本書は、食べられるもの(=食物)以上に、食べる者の身体性、食べる・食べない・食べられないという身体経験、食べ物と食べる者との関係、すなわち、「食べること」にまつわる諸々の「技法」(メチエ)に注目する新たな食文化論の試みである。
目次
- 「食餌の技法」の試み—新たな食文化論へ向けて
- 第1部 食餌のパソロジー—断食から拒食へ
- 第2部 胃弱と消化の技法
- 第3部 食養生する身体—食餌、セックス、自己のテクノロジー
- 第4部 思考する胃—哲学と精神分析における食の饗宴
- 第5部 食(卓)と文学のポリティックス
「BOOKデータベース」 より