社会の喪失 : 現代日本をめぐる対話
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社会の喪失 : 現代日本をめぐる対話
(中公新書, 1814)
中央公論新社, 2005.9
- タイトル読み
-
シャカイ ノ ソウシツ : ゲンダイ ニホン オ メグル タイワ
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注記
『標識としての記録』(1991年執筆, 日本エディタースクール出版部, 1992.4)としてまとめられたテキストを、杉田敦氏との対話を通じて再検討したもの
内容説明・目次
内容説明
高度成長、バブル経済を経るなかで、日本は貧困を駆逐し、「豊かな社会」を実現したかに見える。しかし一方で、さまざまな不安が日常を侵食し、“成功”という病が人々疲弊させるようになっている。本書は、現代日本のいくつかの断面を手がかりに、時代や社会のあり様について、根底から考え抜こうとした対話である。戦争をどう考えるか。いま私たちの社会から何が失われつつあるのか。危機のありかとその根深さを探る。
目次
- 1 戦争について
- 2 歴史について
- 3 解放について
- 4 自由について
- 5 世界について
- 6 言語について
- 7 社会について—あるいは境界線をめぐって
「BOOKデータベース」 より