ドイツ民俗学とナチズム
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書誌事項
ドイツ民俗学とナチズム
(愛知大学国研叢書, 第3期第8冊)
創土社, 2005.8
- タイトル読み
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ドイツ ミンゾクガク ト ナチズム
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内容説明・目次
内容説明
なぜドイツ民俗学はナチズムの形成に抵抗できなかったのか。20世紀初頭から現代にいたるまで、ドイツ民俗学の分野で起こったいくつかの重要な論争の整理・分析を通して、問題の核心に迫る。
目次
- 第1部 ナチズムとの関わりからみたドイツ民俗学の諸相(民俗学における個と共同体—20世紀始めのフォルク論争を読み直す;ドイツ思想史におけるフォルクストゥームの概念;ゲオルク・シュライバーの宗教民俗学;ナチス・ドイツに同調した民俗研究者の再検討—オイゲーン・フェーレの場合;民俗学と非ナチ化裁判—ハイデルベルク大学教授オイゲーン・フェーレへの裁判の判決文にちなんで;ナチス・ドイツの収穫感謝祭—ナチスドイツのプロパガンダに民俗イヴェントの源流を探る)
- 第2部 第二次大戦後のドイツ・民俗学とナチズム問題(過去の克服の始まりとスイス=オーストリアの民俗学;ドイツ民俗学の諸動向;ナチズム民俗学とフォルク・イデオロギーというテーマの登場;1980年代以降の状況—ミュンヒェン・シンポジウムを枠組みとした観察から)
「BOOKデータベース」 より