書誌事項

うつし臨床の詩学

森岡正芳 [著]

みすず書房, 2005.9

タイトル別名

うつし : 臨床の詩学

タイトル読み

ウツシ リンショウ ノ シガク

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内容説明・目次

内容説明

多くのクライエントたちの訴えの背後にある目に見えないものに、どうすれば近づくことができるのか。絆や「ともにある」関係をつくるために、発生状態の主観性、自己性の創造的な回復をめざした「他者の私の生」を構成するためには、どのようなスタイルが大切なのだろうか。サイコセラピーの臨床場面で日々問われている問題を、著者は「うつし」という言葉をヒントに、多方向から考察する。そして、豊富な症例や幅広い文献から、実際的・文化論的に臨床現場のあり方をさぐっている。

目次

  • 心で見るかんじんなこと
  • 1 絆をつなぐ(うつし身;今を維持する力)
  • 2 はじめの写し(体験の下地にふれる;はじまり ほか)
  • 3 映し合う—感の世界(病いに隠されたゆめ;感情を映し返す ほか)
  • 4 映し換える—反転(話しかけるとき私はそこにいない;その人の際)
  • 5 移りゆきの時空(事と言が重なる;時間の影)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA73535705
  • ISBN
    • 4622071592
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    218, iiip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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