旧ソ連地域と紛争 : 石油・民族・テロをめぐる地政学

書誌事項

旧ソ連地域と紛争 : 石油・民族・テロをめぐる地政学

廣瀬陽子著

慶應義塾大学出版会, 2005.9

タイトル別名

Страны постсоветского пространства и конфликты : геополитика нефти, национальности и терора

Strany postsovetskogo prostranstva i konflikty : geopolitika nefti, nat︠s︡ionalʹnosti i terora

旧ソ連地域と紛争 : 石油民族テロをめぐる地政学

タイトル読み

キュウソレン チイキ ト フンソウ : セキユ ミンゾク テロ オ メグル チセイガク

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注記

索引: p373-376

内容説明・目次

内容説明

本書では、旧ソ連地域、とりわけコーカサス/アゼルバイジャンの事例に沿って、9.11以降めまぐるしく変転する国際関係や続発するテロ、石油・ガスなどの天然資源をめぐる覇権争い、さらには宗教・民族問題やナショナリズム、権威主義体制といった当地の内政問題に焦点をあて、平和構築の阻害要因を詳細に検証。紛争の予防と、「人間の安全保障」について考察する。

目次

  • 第1章 九・一一事件後のコーカサス—テロと紛争をめぐるグローバル・ガバナンス(テロと紛争;テロとグローバル・ガバナンス ほか)
  • 第2章 旧ソ連地域の攻防—揺れる国際関係と石油をめぐる攻防(CISにおけるコーカサスの位置と安全保障;CIS内のサブ・リージョナル・グループ1:GUUAM ほか)
  • 第3章 民族紛争と民主化—ナゴルノ・カラバラ紛争とアゼルバイジャンの権威主義体制(ナゴルノ・カラバフ紛争の政治的考察—紛争激化の要因と冷戦終結の影響;紛争の政治的利用—ホジャル事件からの一考察 ほか)
  • 終章 アゼルバイジャンは「革命」のドミノを回避できるか—旧ソ連地域の平和構築に向けて(「革命」のドミノ?;イルハム・アリエフの政治 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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