クジャクの雄はなぜ美しい?
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クジャクの雄はなぜ美しい?
紀伊國屋書店, 2005.9
増補改訂版
- タイトル読み
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クジャク ノ オス ワ ナゼ ウツクシイ
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注記
参考文献: p232-238
内容説明・目次
内容説明
「自然淘汰ではどうしても説明できぬ」進化論者ダーウィンの悩みの種が、美しい羽を目いっぱい広げるクジャクの雄。きれいな色の羽をもち美声を奏でる小鳥たち、歌舞伎役者のくまどりのような顔をしたヒヒ、ライオンのたてがみ、シカの角…一般に雄は美しく派手なのに、雌は地味で目立たない。なぜか。「雄間競争」と「雌による選り好み」がその答えだが、この方面の研究が近年、急展開を見せた。雌の選り好みの個性、選り好みの雌雄逆転、一夫一妻やハーレムでつがい外交尾を発見、そして雌雄の対立として「配偶者防衛」や毒の注入が大きな注目を集めている。本書は、このテーマの第一人者が興味深くその最前線の内容を紹介する。13年振りの大幅改定版。
目次
- 序章 派手な雄と目立たない雌
- 第1章 性差はなぜあるのか?
- 第2章 同性間の競争と異性による選り好み
- 第3章 賢い選り好み
- 第4章 「美的センス」による選り好み
- 第5章 選り好みの進化
- 第6章 選り好みをめぐる疑問
- 第7章 雌雄の対立と葛藤
- 第8章 性淘汰の理論をめぐる論争
「BOOKデータベース」 より