「責任」はだれにあるのか

Bibliographic Information

「責任」はだれにあるのか

小浜逸郎著

(PHP新書, 367 . 人間学アカデミー||ニンゲンガク アカデミー ; 4)

PHP研究所, 2005.10

Other Title

責任はだれにあるのか

Title Transcription

「セキニン」 ワ ダレ ニ アル ノカ

Available at  / 95 libraries

Description and Table of Contents

Description

何か不祥事が起こるたびに責任追及の声が高まっている。政治家、企業、マスコミ、学校が悪い、と。だが、そもそも「責任」とは何か。正しい責任のとり方とは。人は責任をどこまで負えるのか。JR脱線事故やイラク人質の「自己責任」論争、「戦争責任」など公共的な問題から、男女、親子における個別の責任問題までを人間論的に考察。被害者—加害者というこじれた感情をどう克服するか。法や倫理では割り切れない「責任」の不条理性を浮かび上がらせる。「求められる責任」と「感じる責任」を真摯に追究した書。

Table of Contents

  • なぜ「責任」を論じるのか
  • 第1部 責任はだれにあるのか—自由主義社会における「責任」(法的責任以前の責任とは;責任は免除されるのか;集団責任と自己責任;国家と国民の関係における責任)
  • 第2部 「責任」とは何か—その原理を探る(「責任」を論じることの難しさ;哲学は「責任」をどう考えてきたのか;責任の原理)
  • 自由と責任の関係について—偶然性の承認

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BA73872920
  • ISBN
    • 4569646271
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    232p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top