ジャーナリズムとしてのパパラッチ : イタリア人の正義感
著者
書誌事項
ジャーナリズムとしてのパパラッチ : イタリア人の正義感
(光文社新書, 227)
光文社, 2005.10
- タイトル読み
-
ジャーナリズム トシテノ パパラッチ : イタリアジン ノ セイギカン
大学図書館所蔵 件 / 全69件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
本書は、日本では「ゴシップだけを追うハイエナカメラマン」というイメージの強い、パパラッチの報道姿勢と人物像を紹介したい思いで、企画構成した。パパラッチは、イタリアが発祥の地である。何事にも創造性の豊かなイタリアのこと、報道業界もバラエティ豊かである。DNA的に群れることを嫌う、徹底した個人主義のイタリアだからこそ生まれたのが、報道業界の孤高のプロたち—パパラッチだろう(まえがきより)。
目次
- 第1章 パパラッチとは何か?(パパラッチ誕生の社会的背景;被写体の変化、技術の発展、ビジネスとしての成熟;パパラッチの父、タツィオ・セッキアローリ)
- 第2章 パパラッチという仕事(業界一有名なパパラッチ—リーノ・バリッラーリ;徹底した調査に基づくフォトジャーナリズム—アドリアーノ・バルトローニ;新世代パパラッチ—アレッサンドロ・フォッジャ;ミラノのパパラッチ—アントニオ・モッタ;ギアが1速上—マッシモ・セスティーニ)
- 第3章 パパラッチとビジネスの仕組み(エージェンシーとは;スクープが雑誌や新聞に掲載されるまで;イタリアの日刊紙と一般週刊誌)
- 第4章 パパラッチと関わる編集者たち(写真週刊誌フォトエディター—アルフレード・キエーザ;“イタリアの好奇心”をいち早く掴む名編集—グイド・カルレット;フォトルポルタージュに精通している女性編集者—パオラ・ベルニャ)
- 終章 トップ・パパラッチであるための条件
「BOOKデータベース」 より