男らしさという病? : ポップ・カルチャーの新・男性学
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書誌事項
男らしさという病? : ポップ・カルチャーの新・男性学
風媒社, 2005.9
- タイトル別名
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「男らしさ」という病? : ポップ・カルチャーの新・男性学
男らしさという病 : ポップカルチャーの新男性学
- タイトル読み
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オトコラシサ トイウ ヤマイ : ポップ カルチャー ノ シンダンセイガク
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注記
参考文献: p215-221
内容説明・目次
内容説明
マンガをはじめとする現代日本の大衆文化のなかに、あるいは、内観系サークル運動や宗教的なポップ・カルチャー、そして、大衆消費社会のなかのナルシシズムのなかに、もうひとつの男性性の可能性を見い出す。
目次
- 第1章 現代日本の大衆文化における「女性の男性性」—オルタナティヴな男性性のありか(「女は世界を救えるか」を再考する;ハルバーシュタムの「女性の男性性」論と大衆文化 ほか)
- 第2章 ヤオイ女性と百合男性が出会うとき—親密性は変容するか(百合とは何か;ヤオイ愛好者女性の女性性をめぐる葛藤;百合愛好者男性の男性性をめぐる葛藤とは;「親密性の変容」は進行するか;『マリア様がみてる』)
- 第3章 内観サークル系宗教運動の研究—アダルトチルドレンと男性性(宗教と男性性;内観サークル系宗教運動の事例;「脱男性性」の信仰指導;中年期における指導者の回心体験;「男女混成」で活動することの重要性)
- 第4章 官僚制的消費資本主義と宗教倫理のセラピー化—オウム事件の深層(宗教教育の問題;日本の若者の「心の習慣」 ほか)
- 第5章 神道界の任侠の女性化願望—神道文化と男性性(大衆消費社会とナルシシズムの可能性;なぜいま、大本聖師のトランスジェンダー志向なのか ほか)
「BOOKデータベース」 より