文明としてのツーリズム : 歩く・見る・聞く、そして考える
著者
書誌事項
文明としてのツーリズム : 歩く・見る・聞く、そして考える
人文書館, 2005.7
- タイトル別名
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Culture and humanities selections
文明としてのツーリズム : 歩く見る聞くそして考える
- タイトル読み
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ブンメイ トシテノ ツーリズム : アルク・ミル・キク、ソシテ カンガエル
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内容説明・目次
内容説明
柳田國男は、「旅はタべである」。タべは「給え」「たまわれ」の古語であり、行く先々で「タべタべ」と物乞いをしなくては、旅が成り立ちにくかったという。また、トラベル(travel)はトラブル(trouble)を語源にしている。人はなぜ旅を「食う」のか。旅は難儀であるがゆえに、旅人をして、「普遍」と「個別」、そして「多様性」の発見に誘う。他の土の光を観ることは、ひとつの文明である。「民族大遊動の時代」の「生態観光」「遺産観光」「持続可能な観光」を指標に、「物見遊山」の文化と文明を考える。気鋭の文化人類学者と社会学者、民俗学者によるツーリズム・スタディーズ、旅の宇宙誌。
目次
- 第1章 民族と観光
- 第2章 芸能と観光
- 第3章 飲食と観光
- 第4章 性と観光
- 第5章 戦争と平和と観光
- 第6章 環境と観光
- 付論 旅の終わりの談論—歩く・見る・聞く、そして考える 調査記録・現地討論抄録
「BOOKデータベース」 より