オクタヴィア・ヒルのオープン・スペース運動 : その思想と活動

書誌事項

オクタヴィア・ヒルのオープン・スペース運動 : その思想と活動

中島直子著

古今書院, 2005.10

タイトル別名

Octavia Hill's contribution to the growth of the 'Open space' movement in Gt. Britain : an evaluation

オクタヴィアヒルのオープンスペース運動 : その思想と活動

Octavia Hill's contribution to the growth of the "Open space" movement in Gt. Britain

タイトル読み

オクタヴィア ヒル ノ オープン スペース ウンドウ : ソノ シソウ ト カツドウ

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注記

欧文タイトルは英文要旨による

学位論文『オープン・スペース運動の発展へのオクタヴィア・ヒルの貢献とその評価』 (お茶の水女子大学, 2004.9提出) の公刊

文献: p221-229

オクタヴィア・ヒルの年譜: p234-236

内容説明・目次

内容説明

オクタヴィア・ヒルの名前はナショナルトラストの創設者として知られている。またエベネザー・ハワードが『明日の田園都市』を著わし、田園都市の実現に貢献したことを知る人も多いだろう。しかし、ナショナルトラスト創設や田園都市建設に先行して、‘オープン・スペース’を求める種々の活動がロンドンから始まり、19世紀末の英国でこれらの活動が隆盛期をむかえた歴史やヒルがオープン・スペースを求める運動のリーダーとなって行動した状況を知る人は、あまり多くはあるまい。本書は19世紀半ばから20世紀初頭までのこのような状況を明らかにする。

目次

  • 序章 研究目的とその方法
  • 1 ヒルの著作とヒルに関する先行研究
  • 2 英国におけるオープン・スペース運動の起源
  • 3 よい住宅と住宅経営への要求
  • 4 ヒルのオープン・スペースへの関心とその原点
  • 5 ヒルのオープン・スペース運動の内容と発展
  • 6 ヒルとカール協会、その他のオープン・スペース運動組織
  • 7 草創期の都市計画運動へのヒルの関心
  • 8 オープン・スペース運動のリーダー“オクタヴィア・ヒル”
  • 9 オープン・スペース運動へのヒルの貢献の軽視
  • 10 結論:人文地理学への二つの教訓と要約

「BOOKデータベース」 より

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