位牌祭祀と祖先観
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位牌祭祀と祖先観
(日本歴史民俗叢書)
吉川弘文館, 2005.11
- タイトル読み
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イハイ サイシ ト ソセンカン
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注記
参考文献一覧: p253-261
内容説明・目次
内容説明
一人の死者に対して位牌を複数作り、子ども達に配る「位牌分け」。従来、祖先祭祀は父系的な家制度と不可分とされてきたが、分与された位牌は妻方・母方のものも等しく祀られる。家の枠組みを越えた「位牌分け」の論理とは何か。他家の位牌を持ち込む女性の地位・帰属にも注目し、祖先祭祀の通念と、葬送儀礼の担い手としての家族の在り方を再検討する。
目次
- 序章 「位牌分け」研究の意義
- 第1章 「位牌分け」の分布と地域的特色
- 第2章 「位牌分け」と祖先観—群馬県吾妻郡中之条町の位牌祭祀
- 第3章 「位牌分け」と忌中習慣—静岡県伊豆・駿東地方の忌中慣習
- 第4章 葬後供養と忌掛かりの親族—山梨県の親念仏とオカエリジンギ
- 第5章 葬送儀礼と家族・親族の再編—福島県東白川郡矢祭町のオヤジマイ
- 終章 「位牌分け」からみえるもの
「BOOKデータベース」 より