欧州統合と近代国家の変容 : EUの多次元的ネットワーク・ガバナンス

書誌事項

欧州統合と近代国家の変容 : EUの多次元的ネットワーク・ガバナンス

中村健吾著

昭和堂, 2005.10

タイトル別名

European integration and the transformation of the modern state : multi-level network governance in the EU

欧州統合と近代国家の変容 : EUの多次元的ネットワークガバナンス

タイトル読み

オウシュウ トウゴウ ト キンダイ コッカ ノ ヘンヨウ : EU ノ タジゲンテキ ネットワーク ガバナンス

大学図書館所蔵 件 / 188

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文(神戸大学, 2005年度) をもとにしたもの

参考文献一覧: p380-403

内容説明・目次

内容説明

国家か、それとも「帝国」か?—EUを「多次元的ネットワーク・ガバナンスのシステム」として捉え、その意思決定過程と政策の執行過程とを分析する。政治社会学の最新の知見を援用しながら、EUのもとで展開されている「埋め込まれたネオリベラリズム」の実像を抉りだし、欧州憲法条約に対する市民の拒否反応の背景に迫る。

目次

  • 第1章 グローバリゼーションにともなうEUと近代国家の変容—欧州統合をめぐる若干の基本問題に寄せて
  • 第2章 国家性の脱国民化—国境を越える融合官僚制の形成
  • 第3章 政治システムの脱国家化—政治過程への市民社会の関与
  • 第4章 環境政策における多次元的ネットワーク・ガバナンス—市場指向・自己規制型アプローチの台頭
  • 第5章 EU社会政策の展開—シュムペーター主義的勤労福祉ポストナショナル・レジームの形成
  • 第6章 国家か、それとも「帝国」か?—EUの社会学的分析に向かって

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ