日本流通マーケティング史 : 現代流通の史的諸相

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日本流通マーケティング史 : 現代流通の史的諸相

小原博著

中央経済社, 2005.11

タイトル読み

ニホン リュウツウ マーケティングシ : ゲンダイ リュウツウ ノ シテキ ショソウ

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注記

参考文献: p257-262

内容説明・目次

内容説明

日本の流通システムにおいて、流通系列化・流通支配はいかに進んだのか。そこでのリベート支給など伝統的取引慣行はどう変化したのか、小売業の業態はいかに形成され変遷したのか、伝統的小売業であるよろず屋はなぜ霧散したのか、これらの背景にある商業観の検討など、日本型流通システムの特徴が明らかにされている。また、戦後の経済発展とともに、メーカーを中心としたマーケティングの展開は、企業の発展に不可欠な要因であったが、ういろうを事例としたブランド問題、ブーム的様相の顧客囲い込み(消費者組織化)問題、製販の関係性についてのリレーションシップ・マーケティングや、食の安全に関わる遺伝子組み換え食品の企業マーケティング問題など、多岐にわたる日本型マーケティングの特徴が解き明かされている。

目次

  • 第1章 小売業態の形成と変遷
  • 第2章 よろず屋小売業態史考
  • 第3章 伝統的取引慣行の動態
  • 第4章 流通支配・再販の編成と変容
  • 第5章 日本商業観の基底
  • 第6章 日本型マーケティングの源流
  • 第7章 ういろうブランド史考
  • 第8章 顧客囲い込みプロモーション史考
  • 第9章 リレーションシップ・マーケティング史考
  • 第10章 GMOマーケティング史考
  • 補章 草創期における日本流通学史考

「BOOKデータベース」 より

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