遺伝子神話の崩壊 : 「発生システム的見解」がすべてを変える!

書誌事項

遺伝子神話の崩壊 : 「発生システム的見解」がすべてを変える!

デイヴィッド・S・ムーア著 ; 池田清彦, 池田清美訳

徳間書店, 2005.10

タイトル別名

The dependent gene : the fallacy of "nature vs. nurture"

遺伝子神話の崩壊 : 発生システム的見解がすべてを変える

遺伝子神話の崩壊

タイトル読み

イデンシ シンワ ノ ホウカイ : ハッセイ システムテキ ケンカイ ガ スベテ オ カエル

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注記

原著 (Henry Holt and Company, 2003) の全訳

参考文献: p460-471

内容説明・目次

内容説明

目の色、髪の色でさえ、遺伝子は、何も決定しない!私たちの常識は、この本で、粉微塵に粉砕される!今、この世界は「発生システム的見解」という新しい知見に完全に移行している!!ライフサイエンスの実際の現場を活写した必読、瞠目の書。

目次

  • 第1部 我々はどこに行こうとし、どこにいたのか(アリストテレスの驚きから道が2つに分かれるまで—発生についての遺伝学のこじつけ;ゴルドンの優生学が示したこと—行動遺伝学と遺伝率;双子に耳を傾けて—双子の研究についての批判)
  • 第2部 生物学背景(従属する遺伝子—生物学の基本とDNA;走っている鼻、匂いをかいでいる足—発生学入門;脳の基本—発生神経科学からもたらされた新事実)
  • 第3部 発生システム(影の中の亀—性的特徴の発生;オランダのひもじい冬と帽子を被ったネコ—出生前の環境はどのように我々の形質に影響を与えるのか;ヒヨコの靴と猿の食物—出生後の微妙な経験の違いがもたらす大きな影響;トルネード、星、そして人類—発生システム的展開)
  • 第4部 発生と進化(現代総合説—母なる自然は何を選択するのか;遺産—我々はどのようにして自身の環境を得るのか;発達した筋肉と顔面の毛について—「遺伝性」、「獲得性」そして「先天性」再考;胎児段階の猿—発生と進化の統合の帰結)
  • 第5部 含意(牛が飛ぶ時—遺伝子決定論の完全なる消滅;ベル・カーブを変える—教育の潜在的重要性;自由にはお金がかかる—複雑さと責任;医学の驚異—遺伝的および環境的治療が意味すること;クローニング技術の開発—新しい再生技術の意味するもの)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA74270730
  • ISBN
    • 4198620865
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    477p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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