美はなぜ乱調にあるのか : 社会学的考察

書誌事項

美はなぜ乱調にあるのか : 社会学的考察

大澤真幸著

青土社, 2005.12

タイトル別名

美はなぜ乱調にあるのか : 社会学的考察

タイトル読み

ビ ワ ナゼ ランチョウ ニ アル ノカ : シャカイガクテキ コウサツ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

個人の孤独な作業とされる芸術は、根底に「他者」を抱えもっている。芸術の根源的社会性を明確にするとともに、この「他者」のありようが、どのように「近代」の変容を規定してきたかを厳密な論理でたどりなおす。現代日本をリードする社会学者による初の本格的芸術論。

目次

  • 序 美における乱調—芸術と社会学
  • 1 視覚の近代史(「精神=身体」のパースペクティヴ;二人の天使—『複製技術時代の芸術』再論;工芸的な過剰としての美術;闇—描くことの条件)
  • 2 映画と連帯主義の逆説(連帯と愛の特異な可能性—ロブ・ニルソン;私は私ではない—ジョン・カサヴェテス;Ghost in the Patlabor—押井守)
  • 3 音楽と合理主義の逆説(突然の転調—モーツァルトの弦楽五重奏曲ト短調;合理化の反転像としての現代音楽)
  • 4 スポーツと資本主義の逆説(サッカーと資本主義;イチローの三振する技術)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA74361042
  • ISBN
    • 4791762444
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    250p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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