無思想の発見
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無思想の発見
(ちくま新書, 569)
筑摩書房, 2005.12
- タイトル読み
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ムシソウ ノ ハッケン
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内容説明・目次
内容説明
日本人は無宗教・無思想・無哲学だという。さて無思想とは、どのような事態か。もしかするとそれは、「ゼロ」のようなものではないのか。つまりゼロとは、「なにもない」状態をあらわしつつ、同時に数字の起点でもある。ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方ではないか。日本の風土が生んだ「無思想という思想」を手がかりに、現代を取り巻く諸問題、さらには、意識/無意識とはなにかを、大胆に、されど精緻に考え尽し、閉塞した現代に風穴を開ける。
目次
- 第1章 私的な私、公的な私
- 第2章 だれが自分を創るのか
- 第3章 われわれに思想はあるのか
- 第4章 無思想という思想
- 第5章 ゼロの発見
- 第6章 無思想の由来
- 第7章 モノと思想
- 第8章 気持ちはじかに伝わる
- 第9章 じゃあどうするのか
「BOOKデータベース」 より