戦陣訓の呪縛 : 捕虜たちの太平洋戦争
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戦陣訓の呪縛 : 捕虜たちの太平洋戦争
中央公論新社, 2005.11
- タイトル別名
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The anguish of surrender : Japanese POWs of World War II
- タイトル読み
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センジンクン ノ ジュバク : ホリョ タチ ノ タイヘイヨウ センソウ
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内容説明・目次
内容説明
「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」—第二次世界大戦では、「戦陣訓」によって敵の捕虜となることが禁じられ、多くの日本人が「栄誉ある死」を選んだ。しかし、アメリカをはじめ連合国軍の捕虜となった日本兵が3万5000名も存在したのである。「生き恥をさらした」彼らの苦悩、収容所での日々、アメリカ軍の尋問や捕虜懐柔の実態などを、80名以上の元日本人捕虜たちへの取材に基づき報告する。
目次
- 第1章 捕虜第一号
- 第2章 日本の捕虜政策
- 第3章 「戦陣訓」の呪縛
- 第4章 名誉ある死か、恥辱ある生か
- 第5章 米国の秘密兵器—陸海軍日本語学校
- 第6章 尋問
- 第7章 中にはこんな捕虜も
- 第8章 収容所内での反乱
- 第9章 収容所での日々
- 第10章 生還
- 第11章 捕虜禁止政策の影響
「BOOKデータベース」 より