ペンと剣
著者
書誌事項
ペンと剣
(ちくま学芸文庫, [サ-18-1])
筑摩書房, 2005.12
- タイトル別名
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The pen and the sword
- タイトル読み
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ペン ト ケン
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注記
原著 (Common Courage Press, 1994) の全訳
1998年クレインの再刊
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ文明とオリエントの相克を見つめ、排他主義、分離主義的な西欧的価値観に鋭い異議を唱えてきたサイード。二〇世紀後半もっともアクチュアルな闘う知識人が、思想界に新潮流を生んだ古典的名著『オリエンタリズム』や『文化と帝国主義』などの自著を語り、パレスチナ問題とのかかわりを広い視野から検討する。異色のコミュニティ・ラジオ番組で長期に重ねられたインタビューをもとに、平易な語り口のなかにルネサンス的教養人サイードの批評の真髄と情熱を凝縮させた一冊。
目次
- 第1章 パレスチナ人の祖国追放をめぐる政治と文化
- 第2章 オリエンタリズム再訪
- 第3章 ペンと剣—文化と帝国主義
- 第4章 イスラエルとPLOの合意—批判的評価
- 第5章 パレスチナ—歴史への裏切り
「BOOKデータベース」 より