数学史入門 : 微分積分学の成立
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数学史入門 : 微分積分学の成立
(ちくま学芸文庫, [サ-19-1])
筑摩書房, 2005.12
- タイトル別名
-
Introduction to history of mathematics : the formation of the differential and integral calculus
- タイトル読み
-
スウガクシ ニュウモン : ビブン セキブンガク ノ セイリツ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
参考書誌: p213
内容説明・目次
内容説明
ニュートンやライプニッツによって創造された微分積分学。それは近代西欧数学の象徴であり、今日の科学技術社会の基礎である。その学問はいったいどのような思想的・社会的前提の下に成立したのか?古代ギリシャの公理論・解析的発見法、アルキメデスの無限小幾何学、アラビアのアルジャブル、ヴィエトとデカルトの記号代数学、無限小代数解析の形成をたどり、さらに近代西欧社会と東アジアにおけるその受容までの悠久の歴史を包括的に論じ数学的知識の本質に迫る。東京大学大学院数理科学研究科の講義のハイライトを、一般読者向けに簡明にまとめ直して成った、数学史の重厚さを垣間見せる力作。
目次
- 序論 数学史とはいかなる学問か?
- 第1章 古代ギリシャの遺産—公理論的数学と幾何学的解析
- 第2章 アルキメデスの求積法
- 第3章 ユーラシア数学とアルジャブル
- 第4章 ヴィエトとデカルトの代数解析
- 第5章 ニュートンとライプニッツの微分積分学
- 結論 その後の近代解析学の展開
「BOOKデータベース」 より