クォークの不思議 : 素粒子物理学の神秘と革命

著者

書誌事項

クォークの不思議 : 素粒子物理学の神秘と革命

R.M.バーネット, H.ミューリー, H.R.クイン著 ; 守谷昌代訳

(World physics selection : readings)

シュプリンガー・フェアラーク東京, 2005.11

タイトル別名

The charm of strange quarks : mysteries and revolutions of particle physics

タイトル読み

クォーク ノ フシギ : ソリュウシ ブツリガク ノ シンピ ト カクメイ

大学図書館所蔵 件 / 122

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p[291]-295

内容説明・目次

内容説明

現代の物理学で特に注目すべきことは、この世界で一番小さな物体と一番大きな宇宙とが密接に関係しているという点である。本書は、現代の素粒子物理学と宇宙物理学の最近の発展をまじえて、少しずつ明らかにされた物質の基本要素の姿を分かりやすく紹介する。本書はまず、チャームウォークの発見というエキサイティングなドラマから始まる。続いてクォークと他の基本的な粒子を紹介する。そして4つの基本的な力とその効果について述べていく。次に興味を転じて、全宇宙で最も小さい粒子を検出するための巨大な検出器に目を向け、非常に高いエネルギーを持つ粒子が衝突する時に、一体何が起こるのかについて示そう。次に宇宙論について論じ、素粒子物理学の歴史を語る。現代の素粒子物理学において起こった様々な出来事の歴史をひもとくと、それは進歩の過程だけではなく、失敗の歴史でもある。そして正しい新しい考え方でさえも、単なる推測が定説になるまでにはいかに少しずつ進歩してきたのかがわかる。素粒子についてはじめて学ぶ読者にも配慮した、ミクロとマクロの世界への入門書である。

目次

  • 第1章 11月革命
  • 第2章 標準模型の手掛かり
  • 第3章 フレーバーの不思議
  • 第4章 力を担う粒子
  • 第5章 起こり得る事は何でも起こる
  • 第6章 精密な検出器が偉大な発見を生む
  • 第7章 非常に高エネルギーな衝突をつくる
  • 第8章 最小の世界と最大の世界:宇宙物理学と素粒子物理学との出会い
  • 第9章 標準模型の現状
  • 第10章 素粒子物理学の歴史的展望

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA74672734
  • ISBN
    • 4431710760
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 306p, 図版 [4] p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ