純粋仏教 : セクストスとナーガールジュナとウィトゲンシュタインの狭間で考える

書誌事項

純粋仏教 : セクストスとナーガールジュナとウィトゲンシュタインの狭間で考える

黒崎宏著

春秋社, 2005.11

タイトル別名

Sextus Empiricus, Nāgārjuna, Ludwig Wittgenstein

タイトル読み

ジュンスイ ブッキョウ : セクストス ト ナーガールジュナ ト ウィトゲンシュタイン ノ ハザマ デ カンガエル

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内容説明・目次

内容説明

双子のようによく似たギリシャ懐疑哲学と仏教の〈空〉の思想。両者を丹念に読み解くとき、透徹した「縁起=言語ゲーム」の世界に揺らめくわれわれの生の真実が浮かびあがる。ウィトゲンシュタインを起点に世界史的規模で展開する哲学の本当の意味を求める旅。

目次

  • 序論 セクストスとナーガールジュナ
  • 第1部 セクストスの『概要』(懐疑主義;判断保留に至る方式—ドグマティズム批判;規準 ほか)
  • 第2部 ナーガールジュナの『中論』(原因と結果—不一不異;運動の不在—不生・不住・不滅;認識主体の不在—反要素主義 ほか)
  • 第3部 純粋仏教—セクストスとナーガールジュナとウィトゲンシュタインの狭間で考える(八不;純粋仏教;世俗諦と勝義諦)
  • 結語 いかに生きるべきか
  • 付論 ナーガセーナと人間機械論批判

「BOOKデータベース」 より

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