民族昆虫学 : 昆虫食の自然誌

Bibliographic Information

民族昆虫学 : 昆虫食の自然誌

野中健一著

東京大学出版会, 2005.11

Other Title

Ethnoentomology : insect eating and human-insect relationship

Natural history

Title Transcription

ミンゾク コンチュウガク : コンチュウショク ノ シゼンシ

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Note

欧文書名は標題紙裏より

ジャケットのシリーズ名: Natural history

引用文献: p[187]-194

Description and Table of Contents

Description

「民族昆虫学」は人間と昆虫との幅広い関わり方に注目する分野として発展してきた。しかし、本書ではそれを包括的に取り扱うのではなく、昆虫が代表する「自然」と人間との関わりの行為がどのようにしてつくられるのかという側面に注目したい。自然と人間との関わりの広がりと深まりを「民族昆虫学」から提示し、ナチュラルヒストリーの一分野に位置づけたいのである。同時に、昆虫を自然の一側面や一事例としてのみとらえるのではなく、昆虫だからこそ見えてくる人間と自然との関係性に注目する。

Table of Contents

  • 第1章 民族昆虫学の視点と方法(人間と昆虫との関わりを研究するために;役に立つ昆虫の研究 ほか)
  • 第2章 アフリカ—民族の生活と昆虫(南部アフリカの人々と昆虫との関わり;南部アフリカの昆虫利用とその差異 ほか)
  • 第3章 東南アジア—多様性を利用する(東南アジアの人々と昆虫との関わり;東南アジア大陸部の昆虫食 ほか)
  • 第4章 日本—地域の生活との結びつき(日本の人々と昆虫との関わり;民族昆虫学と『昆虫世界』 ほか)
  • 第5章 ナチュラルヒストリーとしての民族昆虫学(身近な存在であること;周辺的資源であること ほか)

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Details

  • NCID
    BA74710403
  • ISBN
    • 4130601857
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    vi, 202p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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