貧乏クジ世代 : この時代に生まれて損をした!?
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貧乏クジ世代 : この時代に生まれて損をした!?
(PHP新書, 380)
PHP研究所, 2006.1
- タイトル読み
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ビンボウ クジ セダイ : コノ ジダイ ニ ウマレテ ソン オ シタ
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内容説明・目次
内容説明
その数、なんと一九〇〇万人!「第二次ベビーブーマー」「団塊ジュニア」と称される一群を含む70年代生まれ。いま二十代後半から三十代前半の彼らは、ひそかに「貧乏クジ世代」とも揶揄される。物心ついたらバブル景気でお祭り騒ぎ。「私も頑張れば幸せになれる」と熾烈な受験戦争を勝ち抜いてきたが、世は平成不況で就職氷河期。内向き、悲観的、無気力…“自分探し”にこだわりながら、ありのままの自分を好きになれない。「下流社会」「希望格差社会」を不安に生きる彼らを待つのは、「幸運格差社会」なのか。
目次
- 第1章 哀しき「団塊ジュニア」、七〇年代生まれの現在(「これまでよかったから、もういいことはない」—未来志向になれない人びと;「心の内を相手に伝えないこと」を「やさしさ」と考える男がふえている;この時代に生まれて「いちばん割を食った」と思っているのはだれか?;“カラダだけの三十歳”と“ココロは三十歳”—団塊の世代と団塊ジュニア)
- 第2章 「貧乏クジ世代」の法則(“幻想の自分”と“現実の自分”—悩んでいるのはその落差?;世の中に向けられるべき視線がなぜ“オカルト”に向かうのか?;「ケータイ以前」と「ケータイ以後」、どちらも知っているがゆえの葛藤 ほか)
- 第3章 「幸運格差社会」にしないための処方箋(「アンラッキーな世代」だとみずから宣言するのはやめよう;「ナンバーワンよりオンリーワン」を仕事にも求める潜在的な転職志願;はじめは食い違いが生じても、がっかりせずに会話を続けよう ほか)
「BOOKデータベース」 より